週刊 新潮 中 吊り。

このことは、『週刊新潮』のスクープで、当然、中吊り広告に載せたが、『週刊文春』はそのときまでこの事実を知らず、新潮の中吊りを見て追い上げ記事を掲載したというのである むしろ、こういうことまでやって、スクープ合戦にしのぎをけずっていることを肯定することのほうが、読者にとってはよほどプラスだ
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています 中吊り広告なんかでは遅い
前日には見本刷りが出まわってしまうので、事実上、内容はオープンになってしまうのだが、雑誌が書店に並ぶ2日も前に新聞・テレビに知られてしまっては、雑誌の売れ行きにマイナスだという考え方が大勢だったのだ 具体的に言うと、『週刊文春』編集部は『週刊新潮』の中吊り広告を毎週火曜の校了日午後に入手する
たしかに文春の行為はアンフェアだ 週刊文春と「似たような雑誌」と思われている週刊新潮だが、実は社風は全然違う(写真はイメージです) Photo:PIXTA 文芸春秋に入社して2018年に退社するまで40年間
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労・・・ 偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります
確かに火曜日の車内吊り広告が昼過ぎに『週刊文春』に漏れていたとしたら、『週刊文春』はもともと自分の雑誌に連載を書いている池上さん関連の事柄だから、急きょ本人に取材して記事にすることも可能だったわけだ だから今回のような騒動にはなっていないのだが、例えばその新聞社のトップのスキャンダルが見出しに入っていたりすれば、しかるべき対応を新聞社がする可能性は低くないはずだ
そして一番の問題というか本質は、そういう時代状況になっているにも関わらず、業界がそれに即した意識やシステムになっていないという現実だ 青木理(ジャーナリスト)「どんな業界でもやっていることだが、中づり広告を入手するのは少し行きすぎです」 菅野朋子(弁護士)「不法ではないけど不適切」 どうも週刊文春の分が悪そうだが、隠れてずるいことをしている有名人や政治家の実態を暴露するという本来の仕事で張り合ってほしいものだ
偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、 時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります
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世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。

実は私も17日午後、フジテレビの取材を受け、コメントをした映像が夕方ニュースと夜のニュースで流れているらしい(自分では見ていない)。

新聞社だって。

いまやメディアをめぐる環境はそうなってしまったのだ。

今回の問題はそういう事情から起きたものといえよう。

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